【私は再び歩き出す】@biwa

ゆとり世代「私は再び歩き出す」🌷社会不安やうつ病、パニック障害など現代病に陥っても、立ち上がり前を向く女性🍂 自分の無力を知り、絶望を感じてしまった。けど、それでも私は私として自信を持ってまた歩き出したい🏃‍♀️💐 私の芯は私が決める🌏 そんな方に是非読んで欲しいコラムです。 【私は再び歩き出す】

1 『母の幸福、時々牢獄』これが私にとっての英語です。

 

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『母の幸福、時々牢獄』これが私にとっての英語だ。

 

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 母の存在

 

 

私の英語力が上がると、

母は私を褒める。

 

 

私が英語の話をすると、

母は嬉しそうにする。

 

 

海外の友人が増えると、

母は彼らとの結婚を求める。

  

 

 

 レール、レール、レール。

両親はデザイン関係の職場で出会った。

 

物心ついた頃から、

私は工作が得意だった。

 

 

人とは違うナニか 

を取り入れた作品は

いつも褒められた

 

発想力を求められる。

人と違うことを評価される。

 

 

 

私はそれがとても嬉しくて。

常に変わっていることを

私自身も求め始めた。

 

人と違うこと。

人がやらないこと。

 

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気付いた時にはもうすでに

母のレールに乗っていた。

 

これが私のベースである。

  

 留学を意識した日 

 

中学生だった。

成績はそこそこ良かった。

 

けど、英語の発音と会話は全然ダメ。

興味もあまり持てない。

 

 

  

母は言う。

「発想豊かなあなたは、

きっと海外へ行った方がいい!」

 

「あなたが留学行ったら

 ママはすごく嬉しいな!」

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留学すれば母が喜ぶ。

私の夢は『海外留学』になった

 

 念願の留学と転落

22歳。ワーホリを決意。

オーストラリアへ向かった私。

 

母は凄く喜んだ。

 

 

 

だけど、私は弱かった。

何回も転びながら頑張った。

職場の中国人オーナーと喧嘩をした。

それまで頑張っていた私の心が崩れた

 

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(私が実際に友人に送ったメッセージ。

英語を間違いながらも、一生懸命送った忘れられないメッセージ。)

 

 

 

 

少し早く帰国をした。

母が悲しそうにする。

 

 

あぁ、なんて事をしてしまったんだろう。

私もとても悲しんだ。

 

 

 英語を諦めない

母は言う。

「また海外へ行ってね。」

「英語、諦めないでね。」

 

 

私は自分が嫌いになっていた。

 

 

私は帰国してからの3年間。

必死に生きた

壊れてしまった心をリハビリして、

もがいてもがいて戦った。

 

もう一度、

私が私を愛せるように。

 

もう一度、

母が喜んでくれるように。 

 

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ネイティブの友人が出来た。

 英語を楽しんだ。

 留学の頃よりも何倍も楽しんだ。

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私は22歳の時よりも

かなり話せる様に上達した。

 

 

母はまた

嬉しそうに私を褒める。

 

 英語が私に与えたこと

  

あの頃の、

私にとっての英語とは、

母を喜ばせる手段だった。

 

 

いま

私にとっての英語とは、

私を育ててくれた自信の塊だ。

 

 

 

 

母の敷いたレールを走る。

自分に苦しんだ時もあった。

 

 

英語は母が用意した

私の牢獄

抜け出すことは許されない。

 

 

けど、それでも

母が喜ぶのであれば

私は牢獄で生き続けてもいいと思う。

 

 

 

 

なぜなら、英語から

学んだことも多かったから。

 

言葉よりもその社会性や人間性

背景を学ぶことが出来た。

 

人間性教育や人間主義教育

これらの環境にいるだけで、

私にも自然と構築された。

 

 

英語の方がストレートに表現できる。

調和志向だった私。

海外の主張志向の人間性を学んだ。

 

 

自分と向き合う姿勢。
自分を知り、相手に伝える強さ。
人と関わることを恐れないのだ。

 

 

人間として多角的に成長させられた。

 

 

「人には迷惑をかけて生きろ。」

「家族を大切にしろ。」

  

彼らは子供の頃からそう教わるのだ。

一人では生きれないから、

沢山迷惑をかけて生きていけ。

 

その代わり、

困っている人がいた時は

必ず手を差し伸べる事。

 

 

 

私にとっての英語とは

『母の幸福、時々牢獄』

なのである。

 

 

 

 


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