後輩に注意する時、目的と線引きってどこだと思う?
後輩に注意する時、目的と線引きってどこだと思う?
今までは教えてもらう事が当たり前だった。
しかし後輩も沢山でき、今や教える側に。
上手く伝わらず諦めるか、怒りすぎてしまう。
どう伝えればいいわけ??と納得いかない事も多いよなー。
教える目的
教える時の目的って、なんだろう。
自分が知ってることを教える。仕事に必要なことを教える。新しいことを教えるならまだマシ。間違いを指摘したり、助言のタイミングも考えなければならない。
自分に後輩の仕事が上乗せされないためか。
それとも相手の成長のためなのか。
あくまでも、教える事は手段であり怒る事も手段。マウントをとったり、怒って自分がスッキリする為、そんな目的ではあってはならない。
「怒るか・見守るか」の線引き
自分も同じ頃があった。ミスをして成長したり、仕事に追われて効率を覚えたり。
教える立場とは厄介である。
ただミスを怒ればいいわけではないのだから厄介厄介。
ミスはするものだし、覚えは悪いもの。
一回で覚えろなんて、無理がある。
覚える事は反復で覚えさせるべきなのだ。何度も何度も覚えるまで言い続けてあげる。
怒る必要はない。ミスだって経験の一つなのだから、それをフォローしてやる心の広さは持ち合わせるべき。
相手で変える
しかし、たまにいるのが"勘違いお馬鹿"と"調子乗りマン"である。ミスしても態度を改めない。ましてや反省をせず同じミスを繰り返す。自分は出来ていると勘違いをしてしまってるのだ。
そういう奴には一度ストレートに怒る方がいい。出来てないポイントを2〜3コあげて自覚してもらうのだ。怒鳴ってはいけない。
それ以外の相手には言い方を変える。褒めて伸ばす方が今の子は断然やる気を出してくれる。「ここをもう少し治してもらいたい。惜しかったけど、足りなかった。でも、貴方の良さはココだからそれを発揮してやっていこう!」
指導といじめは紙一重
私の周りにもいるのだが、注意と称して相手に文句を言う奴がいる。
そういう奴は、関係ない事まで言い始めたり、改善策を伝えないのが多い。しかも、大抵は一般論しか言わないのだから辟易する。
それが一点集中で気にくわない子を相手に何度もやるのだから、「あ、こりゃもういじめに近いなー。」と止めに入る始末。
指導とは、必ず目的を持たなけばならない。
何が間違えていたか、どうするべきか。
決して感情的に相手を責めてはならない。ある時からいつのまにかそれがストレス発散となってしまうから。そしたらあなたはもう人として終わり。
自分の在り方
あくまでも、私は意地悪な人間にならない為にこうしてきた。マウントやプライド、自己満で動く人間にならない方法。強く言ってしまった後は自分自身でも反省する。そして、「さっきはちょっと言い過ぎちゃったね」と伝える時もある。
自分に誠実に生きるベースがある方が、大切な時に信頼される。馬鹿正直じゃない程度に、誠実である事が私の理想像。
最後に
指導者として大切な事は、自分をなくさず自信を持つこと。人をいじめないこと。この2つさえ持てばやっていける。
面倒な世間知らずの後輩でも、親しみやすい後輩でも接していける、ブレない芯を持って
指導していかたらいいんじゃないか。と私は思う。
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